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クワガタの幼虫用マットにダニがいた時の対策は?予防する方法は?

クワガタの幼虫用マットにダニがいた時の対処法は?発生防止対策は?
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クワガタの幼虫を飼育していく上で必須な作業の1つにマット交換があります。

しかしマット交換の際に、ダニやコバエが発生してしまう事があります。

今回はそんな時にどの様に対処したら良いのか?

ダニやコバエが発生する原因は何?

クワガタの幼虫に与える影響は?

このような内容を調べてみますね。

 

幼虫用マットにダニやコバエが発生した時の対処法は?

クワガタの幼虫用マットにダニがいた時の対処法は?発生防止対策は?

幼虫用のマットにダニやコバエが発生なんて嫌ですよね。

人にとってもクワガタの幼虫にとっても、良い事は1つもないですからね!

そんなつもりはなかったけど、ダニやコバエが発生してしまった時にどうしたら良いのか?

対処方法を教えます!

 

幼虫用マットにダニが発生した時はマット全交換すべし!

考えられる事で、ダニは古くなったマットから発生します。

発生源となるマットを全て新しいマットに交換する事で、ダニの数は幼虫に付着している数まで減らす事が出来ます。

この方法の良い点は、クワガタの幼虫自体を擦ったり洗ったりしないので、幼虫へのダメージがない。

またはマット交換だけで済むので手軽さも良い点と言えます。

この方法の悪い点は、ダニの数を一気に減らせるが、全てのダニを駆除出来ている訳ではない。

ダニが再繁殖する恐れがある。

しかしクワガタへの影響がほとんどなく、飼育環境を改善できるので、まずはやってみるべき方法かと思います。

 

ダニも嫌がる針葉樹マットで取り除ける?

ダニは性質上、針葉樹を嫌うようです。

ただし!クワガタの幼虫も針葉樹のマットは食べません。

クワガタの幼虫からダニを引きはがすだけの目的で使用するのであれば、10分程度が限界かな?と思います。

大事に飼育している幼虫にはあまりオススメできる方法ではないです。

幼虫の話をしていましたが、成虫管理で針葉樹は大丈夫ですよ!

というか針葉樹の方がオススメです!

成虫になるとマットを食べる事がなくなりますので、ダニやコバエの忌避効果のみが実感できます。

 

マットにダニは付き物だから気にしない!

『クワガタの幼虫飼育をしていく上で、ダニが発生するのは必然だ!』

という意見も結構見られます。

『そういった方は何もしない』という選択肢もあるようですね。

幼虫飼育の上でダニが付着していることで、目に見えるデメリットってそんなにないんですね。

『ダニがクワガタの幼虫から、体液を吸い取ってクワガタの幼虫を弱らせる原因となる』

という感じの意見もよく見かけるのですが、ダニが付いていないクワガタの幼虫でも弱っていく事はしょっちゅうあります。

そもそもクワガタの幼虫が弱ったのは、ダニが原因ではないのでは?という方も多いところがあります。

 

マットにダニが発生しないよう為の予防方法は?

クワガタの幼虫用マットにダニがいた時の対処法は?発生防止対策は?

マットにダニが発生すると駆除しないといけませんが、そもそも発生しないように予防しておけば駆除の必要もなくなってきます。

こちらでは健全なマットであってもできる事はやって、よりダニが発生しない環境をめざしていきましょう!

 

マットを頻繁に交換する!

やはり1番手軽で特別な事をする必要がないので、1番オススメの予防策と言えます。

マットを頻繁に交換するとはいっても、毎週や毎月というわけではありません。

頻繁にマットを交換することで、クワガタの幼虫もストレスを感じてしまいます。

一般的にクワガタのマット交換は3ヶ月に1度新しいマットに入れ替えます。

梅雨時期前後にはダニの発生しやすい時期となりますので、交換頻度も変化させてみてはいかがでしょうか?

クワガタの幼虫にストレスを与えることなく、尚且つダニも発生させたくない!という方は、2ヶ月~2ヶ月半でのマット交換が良いのではと考えます。

 

 

クワガタの飼育環境を変える事も効果的!

ダニの好む環境は前に述べた通り高温多湿な環境です。

5月~9月の気温が高くなるのは、部屋の温度を一定に保つ温度管理をする方法もあるのですが、なかなかお金も労力もかかってしまいます。

そこで!

初心者でもクワガタの飼育環境を改善できるのが、通気です。

高温多湿はダニやコバエの好む環境。

この【多湿】の部分を改善することで、ダニやコバエの発生を抑える事が出来ます。

クワガタの幼虫は種類にもよりますが、あまり多湿を好みません。

湿度を改善して、通気を良くすることはダニやコバエに有効でクワガタの幼虫飼育にも有効な一石二鳥の策と言えるんです!

ではどのように通気を良くして湿度を改善するのかを見ていきます。

結論から申し上げると、方法は2つあります。

通気量を増やす

空気の循環を改善する

通気量を増やすという事で蓋を開けておくなどは止めてください。

ダニやコバエがマットに侵入して増える可能性があります。

クワガタの幼虫の飼育ではクリアボトルのようなもので飼育されている方が多いかと思います。

そのクリアボトルの通気の穴を増やす方法があります。

穴を2つ~3つに増やすことで湿度の改善ができます。

この際、必ずタイペスト紙やタイペストシールでダニやコバエの出入りはシャットダウンしてくださいね!

次に空気の循環を改善するという方法ですが、簡単に言うと扇風機をボトル周辺で回すことで空気が循環します。

クワガタのブリーダーの間では結構一般的な手法です。

よく使われているのは、卓上用の小型の送風機。

空気の向きは時期によって変わりますが、夏場でも冬場でも上下の空気を循環させることが多いです。≪

》風の到達距離はなんと16m!?《

アイリスオーヤマの送風機を見てみる!

送風機はバッテリー式の物よりも、コード式の物が良いと思います。

電池交換や充電の手間が省ける事と、のちに【switchbot】のような日中だけ送風機を回す時にはコード式の方が都合が良くなる事が多くなってきます。

コンセントのオン・オフを温度によって切替できますので、コード式(コンセント式)にはそういったメリットがありますよ!

 

クワガタの幼虫用マットにダニがいた時の対処法や発生防止対策は?まとめ

クワガタの幼虫用マットにダニがいた時の対処法は?発生防止対策は?

今回はクワガタの幼虫をマットで飼育している上で、避けては通れないダニやコバエへの対処法や発生すること自体を防止する対策を調査してみました。

クワガタを飼育していて、ダニやコバエなんて発生しないに越したことはないのですが、未然に防止対策がとれるので、発生する可能性もかなり低くすることが出来ます。

自然界では、クワガタの幼虫もダニやコバエ等の害虫も共存しています。

クワガタの幼虫にとって居心地の良い環境は害虫にとっても居心地が良いんだと思います。

ただし、クワガタと害虫でも居心地の良い環境の違いとして、湿度の改善を提案しました。

初心者でも取り組みやすい内容をまとめたつもりですので、ぜひ試してみてくださいね!