文部科学大臣賞
大久保 優樹奈 千葉県船橋市立飯山満南小学校6年
親友のりなちゃん、あきなちゃんへ
りなちゃん、あきなちゃんと、帰り際に交わす「また明日」。どんな時も私に明日への希望をくれた言葉。コロナウイルスが世界を変えてしまった。当たり前だったことが、できなくなった。そんな今を言葉の魔法で乗りこえよう。これからも大切な人と「また明日」と言えるよう、優しい言葉で励まし合おう‼
毎日新聞社賞
栗原 微始 静岡市立蒲原中学校1年
手紙の相手のゆっちゃんへ
「さみしいよ」。一回書いてまた消した。二年前覚えてる。涙をためた、ゆっちゃんが「また会おうね」と手紙をくれて。からっぽだった心に日が差した。さみしいのは私だけじゃない。ゆつもそうでしょ。だから書くのは応援の言葉。絶対負けるな。「がんばれゆっちゃん」。私がいるから「大丈夫」。
日本眼科医会賞
水谷 友亮 三重・四日市メリノール学院中等高等学校3年
友達のきみへ
「もう一回言って」。友達のきみは右耳に障害があった。小五のある日、自転車事故よって左耳も難聴になった。不安で悲しくて泣いていた。僕は傍に居ることしかできなかった。でも、きみは前を向いた。今の自分を受けとめ、認めて困難に立ち向かった。またきみの好きなカラオケ行こうな。一緒に歌おう。
日本学校保健会賞
藤田 拓夢 静岡・常葉大学教育学部附属橘小学校5年
ずっと仲良しのゆうと君へ
「縄とびの練習をしよう」とさそってくれるゆうと君。連続二重とびがとべないぼくたちふたり。ぼくが長い入院生活をしていた時、たく山応援してくれたゆうと君がいたから辛い治りょうを乗りこえたよ。体力が無くなったぼくだけど、がんばるゆうと君を見てぼくもがんばれる。二人で目指せ連続二重とび!
ジョンソン・エンド・ジョンソン ビジョン賞
西濱 沙世 鹿児島市立山下小学校5年
励まし上手のゆきのさんへ
ゆきのさんの歌声を初めて聞いた。その歌声は、私の心をあたためてくれた。でも、私は歌声よりゆきのさんの「がんばれ。沙世ならできる」という励ましに勇気をもらった。だから、その励ましでみんなを笑顔にしてあげて。もし、ゆきのさんが落ちこんでいたら私が笑顔にしてあげるからね。
「アキュビュー」賞
菅原 百夏 仙台市立沖野中学校2年
誠将へ
私の幼馴染みの誠将は、いっつもサッカーをしている。家が近いため、よく音が聞こえる。ボールのはね返る音だ。音は、暑い日でも寒い日でも、さらには雨の日でも聞こえる。私が「サッカー選手、なれるの」と聞くと、いつも「なれる。なる」と眩しく笑って返す。そして、夢のため、頑張る音が聞こえる。
【奨励賞】(小学生部門)
南 藍花 鹿児島県指宿市立利永小学校5年
一年生のゆずちゃんへ
一年生のゆずちゃん一輪車をがんばっていますね。毎日コツコツ練習して、少し乗れるようになりましたね。運動会まであと少しです。今は、鉄棒をつかんで練習しているけれど、少しずつ手を放して乗れるようになってね。今度また、上手に乗るコツを教えてあげるからね。応援しているよ。がんばって。
鈴木 瑛斗 福島県白河市立白河第三小6年
生き物大好きのはやと君へ
いつもイモリとカナヘビとウーパールーパーをしっかり飼育しているはやと君は、すごいと思います。まるで生き物の気持ちが分かるかのようにエサを適量分あげ、水の交かんもしっかり毎回やっているので、生き物はちゃんと育っています。はやと君、イモリと他の生き物を協力しながら、育てよう。
西 里望 佐賀県唐津市立加唐小学校6年
ゆうき会副委員長の悠ちゃんへ
「私、みんなに嫌われているかな?」。そんなことを言う悠ちゃん。大丈夫だよ‼ 悠ちゃんのことみんな大好きだよ。だって、いつだって悠ちゃんはみんなのことを一番に考えて、まとめて行動しているから。そしてその姿で思いはちゃんと伝わっているよ。これからも、一緒にがんばっていこうね。
西 美結 佐賀大学教育学部附属小学校6年
大好きな親友の怜ちゃんとここねちゃんへ
私と怜とここねはよく水そう掃除をする。怜とここねは継続する心を持っている。みんなが水そうを見て、「魚だ~‼」と何げなく当たり前に見ているきれいな水そうは、二人がかげで支えているのだ。二人は私をいつのまにか笑顔にしてくれる。私は足取りが軽快になる。その優しさでみんなを包みこめるよ。
山本 咲綺恵 鹿児島市立山下小学校6年
運動が大好きな友達の佳乃ちゃんへ
昨年から足のけがが続いている運動の大好きな佳乃ちゃん。同じ時期に足をけがした私に「いっしょにがんばろう」とはげましてくれたね。どんな時も周りへの思いやりを忘れない。「早くふつうに歩きたい」と言っていたね。治りょうをがんばって完全に治して、今年はいっしょに陸上記録会へ行こう。
【奨励賞】(中学生部門)
中島 凪 佐賀県立致遠館中学校1年
陸上部のさらちゃんへ
「これってどうするの?」。みんなが休憩している時でも私にアドバイスを求めて、分からないことを必死に練習しているよね。その真剣な姿とてもすてきだよ。人一倍努力してるさらちゃんを見ると尊敬する気持ちの半面、負けないぞという気持ちになるよ。次の大会までライバルとして一緒に部活頑張ろうね!
竹中 洸佑 宮崎市立高岡中学校2年
生徒会の健太郎へ
「俺たちの代でこの中学校を変えようや」と健太郎は言っていつも生徒会活動をがんばっているよね。健太郎は、言ったことは本気でやるからこの言葉も本気なんだろうと思う。この言葉を聞くと、僕もこのくらい真剣に取り組もうと思うんだ。これから学校の行事などを運営するときに一緒にがんばろうね。
中嶋 もえ 神奈川・自修館中等教育学校2年
アナウンサーを目指す小学校級友の山村君へ
桝さんのようなアナウンサーになりたい山村君。六年生の運動会の白熱したリレーで感情がレースに乗り移った山村君の実況に、観客の中には感動で涙する人も。運動会のためにたくさん練習したのだろうね。ずっと野球も続けているから、選手の気持ちも分かるアナウンサーになれるよ。頑張れ、級友の星!
平山 甚三郎 長崎県五島市立翁頭中学校3年
柔道部のワタちゃんへ
「僕じゃあ、先輩に勝てないですよ」。なんて入って来たばかりの頃は、言ってたかな。練習になると、どんなに先輩方においていかれても最後まで汗流して頑張ったもんな。俺も皆もきっと柔道の神様も航の頑張りを知っている。これまでの大きな壁も乗り越へてきた航だから安心して次期主将を任せられるよ。
若林 快 佐賀県立致遠館中学校3年
施錠係の昂平へ
いつも体育館の鍵をかけるのは君。それは君が最後まで残って練習しているから。 今年は、卓球部部長と生徒会役員という二つの肩書に悩まされながらも去年以上に練習に打ち込んでいた。明日はついに中学校最後の大会だ。僕は信じている。コートに一番最後まで残るのが他の誰でもなく、君であることを。
学校賞