第6回(2017年)入賞作品

文部科学大臣賞

星野莉菜

神奈川・洗足学園小学校5年

飼育委員の伊藤くんへ

星野 莉菜 ほしのりな 神奈川・洗足学園小学校5年

【講評】

 今回の審査でもっとも大切にしたのは「自分の目線でとらえた相手への思いを、自分の言葉で表現できているか」ということでした。

 星野さんの作品は、飼育委員の活動の中でみんなが一番やりたがらない、ウサギのふんのそうじに着眼し、伊藤君が率先して片づけている姿をていねいに描いています。読んでいる私たちにも、伊藤君が一生懸命そうじをしている姿が浮かんでくるようです。大切なウサギのためにと、いやがらずに仕事をする伊藤君に「見習いたい」と賛辞を贈るだけでなく、「私もだれかのためにすすんでできる人になりたい」と、星野さんの中で新たに生まれた気持ちを描き、審査員全員が心を打たれました。

 「皆もそうなって協力できるよう、頑張ろう」と、自分だけでなく、まわりの人にも伊藤君の活動を広げていこうという志もすばらしいですね。日常の活動で気がついた相手のよいところをきちんと観察し、自分らしい言葉で表現した星野さんの作品に、心から拍手を贈ります。

 『私のアイアイメッセージコンテスト』は、子どもたちが相手のよいところに注目することで自分の気持ちとも向き合える、とてもよい機会だと思います。自分の思いや伝えたい気持ちを140文字にどうこめるのか、読む人の心にぐっと響く作品をこれからも楽しみにしています。

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