第3回(2014年)入賞作品

最優秀賞

堀 綾佑 長野県大町市立大町東小学校 6年

野球の仲間の佑紀君へ

堀 綾佑(ほりりょうすけ)長野県大町市立大町東小学校6年

【講評】

  「もういっちょ。もういっちょ。」という印象的なフレーズが、まず読者を引き込みます。ノック、バッティング、守備と、野球の場面場面を「はずしてもあきらめず取りにいく」「球にくらいつく」「必死で走る」という素直な言葉で具体的に描いていて、練習に明け暮れる日々の情景がストレートに伝わってきます。
 文章同様、文字にも勢いがあります。上手である半面整いすぎた文章も見受けられる中、小手先ではなく、小学6年生の等身大の言葉でつづっているところに、何より好感を抱きました。
 「ぼくだってがんばっているけど佑紀みたいにがんばれないよ」という表現からは、メッセージを贈る相手を励ますと同時に「自分も頑張ろう」という決意も、我々審査員によく伝わってきました。応募作9301点のうち男子は4084点。最終審査に残った48人中男子は16人と、女子が優勢でした。その中で、堀くんの作品は野球にかける男子の元気さがよく出ていて、そこも光っていました。

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