国会で議員が除名された過去の理由とは？
これまでどのような理由で国会議員が除名されたのかを調査していきます。
『除名』とは国会議員をクビにすることで、国会の懲罰では一番罪の重い懲罰となります。
ですので、選挙で国民に選ばれた【国民の代表】となる国会議員を『除名する』ということは滅多にないのです。
国会で議員が除名された理由は？
国会で議員が除名されたらどうなるのか？
ガーシーはどうなる？について調査していきます。
国会議員が過去に除名されたのはどんな理由？
国会議員が過去に除名されたのは誰がいるのか？
どんな理由があって除名される事になったのか？
除名するしか方法はなかったのか？？
そのような理由を調査していきます。
国会議員が過去に除名されたのは誰がいるのか調査！
ここでは国会議員が過去に除名されたのは誰がいるのかについて調査します。
東谷義和（ガーシー）（2023年）
川上貫一（1951年）
小川友三（1950年）
現在、国会議員で除名されたのは3名だけです。
小川友三は川上貫一の除名から1年後の除名なのですが、東谷義和においては72年後除名となっています。
1年越しに起きるものなのか？
72年も起きないものなのか？
どのような事象が起こると除名されるのでしょうか？
どんな理由から除名される事になったのか調査！
どのような事象が起こると除名されるのかについて調査していきます。
過去に3名の除名された国会議員を対象にどのような理由があったのかを見ていきます。
- 当選以来1度も当院することがない。
- 海外に滞在し続け、議長の召集にも応じない。
- 院議で懲罰となった『公開議場においての陳謝』も拒否したから。
当選以来正当な理由なく海外に滞在し続け、議員在職中は一度も帰国せず登院する事はなかった。
この事で参議院から「公開議場における陳謝」の懲罰を受けたがこれにも応じなかったため、2023年3月15日「除名」処分を受け、この日限りで参議院議員を失職した
- 代表質問での不規則発言（発言許可を受けていない野次）。
- 政府・GHQの政策を反動と非難。
- 社会主義国家と革命を賞賛、議会政治の否定発言。
- これらの事象に対して陳謝を拒否した。
川上貫一は『ポツダム宣言に基づく全面講和を実現する』等とし、占領国のアメリカを誹謗し、いわゆる【除名演説】を行った。
議会政治を否認するとも受け取られる発言が含まれていたとされ、自由党・民主党から『不穏当な発言』『議員の品位と傷つけた』とされる。
懲罰動議を提出された事から除名へと発展しています。
川上貫一は『戦争に反対し、再軍備に反対し、平和と民族独立の為の忠実なことが威信である』として陳謝文の朗読を拒否。
そのため国会除名が強行され、占領政策に反したとして逮捕・起訴される事になってしまいました。
- 本会議で予算案採決に際して、反対討論を行ったのに賛成票を投じた。
- 上記行動から野党の反発を招いたため。
予算案に対して本会議で反対の討論をしたにも関わらず、採決では賛成票を投じた。
この背信的行為に対して国会内外から批判が高まり、除名となりました。
除名された国会議員のガーシー今後どうなる？
元国会議員のガーシーのこれからの動きが気になります。
まず国会議員であった為に【不逮捕特権】がありましたが、除名されたことにより【不逮捕特権】はなくなり逮捕ができる状態になっています。
憲法上、会期中に国会議員は原則として逮捕されず、会期前に逮捕された議員でも要求すれば釈放される。
不逮捕特権の趣旨は、議会内の反対派の議員を逮捕したり、政府がその権力により議員の職務を妨害するための逮捕を防止するため。
簡単に言うと49：50で負けそうな場合に、相手の議員を2人逮捕されれば49：48で勝てるが、そのような事はやめましょうって事ですね。
該当するのは、天皇及び摂政等・国務大臣・国会議員・外交官・在日米軍の構成員・大統領となっています。
現在も海外に留まっていますが、警察庁から外務省に旅券（パスポート）返納命令を出すように要請しています。
旅券返納命令が通ると、海外に滞在すること自体不法滞在となり逮捕される事になります。
一度逮捕されると、芸能人ら3人を脅すなどした疑いからも再逮捕となると思います。
除名された議員ガーシーはこれからどうなる？
当選以来正当な理由なく海外に滞在し続け、議員在職中は一度も帰国せず登院する事はなかったガーシー。
議員を除名されてしまったのですが、今後はどのような動きをみせるのでしょうか？
- 除名された議員は国会議員に戻ることはある？
- 国会議員じゃない選択肢は何がある？
- 被害を受けたとされる芸能人（綾野剛ら）への対応は？
考察も含めてにはなりますが、調査していきます。
除名された議員は国会議員に戻ることはあるのか？
除名された国会議員が復帰することはあるのかについて調べてみます。
実は、除名処分者もその後の選挙に立候補して当選した時は再び議員になることができます！
国会としても再び当選した議員を拒否することはできないように法律で定められています。
しかし、ガーシーの場合は難しいように感じます。
議員になったのも、NHK党の党首である立花氏に感化されて動いた様に感じました。
ですので立花氏が党首でない現在は、再度選挙に出る事はないのではないか？と私は考えます。
あとは国会全体がガーシーを受け入れる姿勢ではない為、再当選しても凄く居心地が悪い環境になることが予想できます。
結論として、再度議員を目指すということは考えづらいという結論に達しました。
国会議員以外の選択肢はあるのか？
ガーシーの資金に関してですが、借入金が7000万円もあるそうです。
内訳は、普通自動車2台と貸付金約1700万円。
何かしらの収入は必要だとは思いますが、youtuber以外は思いつきません。
その考察理由を以下に述べます。
あとはこれまで暴露系youtuberとしての行動に対して、楽しみだという方もいると思います。
反対に当事者を含め、それを良く思わない方もいるのも事実。
そういった中、日本で暮らすには人の恨みを買っているので、帰国することは考えにくいです。
あわよくばドバイに居座るか、逮捕されて強制帰国されたとしても、公の場には出て来づらい状況をご自身で作ってしまっています。
今後、ドバイに居続けたとしても、日本の暴露ネタが尽きると思いますし、日本に帰国しても大々的な活動はできない状況になるかと思います。
結論、人の目に触れずに自宅でできる仕事でこれまで成功している所からyoutuberが濃厚だと思います。
被害を受けたとされる芸能人（綾野剛ら）への対応はどうなる？
ガーシー元議員は、YouTubeで芸能人を脅すなどした脅迫と名誉毀損の疑いがあるとして、警視庁は任意の事情聴取を要請されている状況に。
今後は不逮捕特権がなくなった事で、警察の捜査も加速するものだと見られています。
3月17日には、当事者である綾野剛もガーシーを告訴すると報道されています。
暴露された芸能人や事務所は、これまでの小さなネタも含めて反論することによって、さらに炎上して火に油を注ぐことになるので我慢してきた。
しかし、綾野剛は芸能人として唯一リスクを取って告訴するという決断をされたようです。
佐久間由衣との結婚を発表したばかりですが、そこまで綾野剛は覚悟を決めているのが分かります。
ガーシーが逮捕されると、ガーシーと綾野剛の一騎打ちに注目が集まることが予想されます。
現在の動きからすると、綾野剛を援護する動きの方が優勢に働くと見ています。
そう主張するガーシーと明らかに名誉毀損と仕事にも影響が及んだ綾野剛。
裁判の行方は、日本中が注目する事になると思います。
国会で議員が除名された過去の理由とは？除名されたガーシーどうなる？まとめ
国会で議員が除名された過去の理由や、除名された議員どうなるのかについて調査してきました。
どのような理由で国会議員が除名されるのか？
これまで誰が除名処分となったのか？
ガーシーがこれからどうなるのか？
国会議員の除名という事自体、72年間も起きていなかったので、初めて耳にした方も多いと思います。
綾野剛の告訴も凄く気になる！
綾野剛は結婚したばかりですし、やはりスッキリして今後こそは良い方向へと進んでほしいと思います。
今後のガーシー裁判にも注目ですね。
