映画アルマゲドンの公開でアルマゲドンという言葉は日本中に広がることに。
しかし、映画アルマゲドン公開前にはハルマゲドンという言葉の方がポピュラーだったのは知っていましたか?
有名な話題の1つに、ノストラダムスの大予言でも『ハルマゲドン』は出てきていたんですよ?
ここで1つの素朴な疑問が。
- アルマゲドンとハルマゲドンの違いって何?
- 意味はそれぞれ違うの?
- 最後の審判って?
- いつか起こることなの?
今回はこのような事を調査してみます。
ではでは、いってみましょ~!
アルマゲドンとハルマゲドンの違いや意味は?

まずアルマゲドンとハルマゲドンでは何が違うのか?
アルマゲドンとは隕石が落ちる事をいうのでしょうか?
それぞれにどういった意味があるのかを調べてみます。
アルマゲドンとハルマゲドンの違いは言語の違い!
結論から言いますと、同じ事のようです。
ハルマゲドンとは、ヘブライ語をギリシア語に音訳したもので、もともとはパレスチナの古代都市メギドの丘の事。
ハルマゲドン(アルマゲドン、ハーマゲドン、アーマゲドンと言い換えられる事もある)は、古代ギリシャ語で『Harmagedon』と表記される。
英語表記ですと『Armageddon』となりますが、意味合いとしては同じ事のなんだそうです。
もともとは『ハルマゲドン』が最初にできた言葉なので、以降は『アルマゲドン』ではなく『ハルマゲドン』を使用します。
ハルマゲドンの意味は世界の破滅(最後の審判)
今度は意味合いとして、ハルマゲドン(アルマゲドン)とはどういった意味なのか?について調査します。
ハルマゲドンとは日本語に翻訳すると【最終戦争】。
アブラハムの宗教における、世界の終末における最終的な決戦の地。
ヘブライ語で『メギドの丘』を意味すると考えられている。
世界の終末的な善と悪の戦争や世界の破滅そのものを指す。
戦争を終わらせる最後の戦争。
大艱難の頂点がハルマゲドンとも言われている。
”ウィキペディアより出典”
ちょっと難しい(;´・ω・)
- 世界の終末における最終戦争って世界滅亡!?
- 最終的決戦の地【メギドの丘】ってどこ?
- 善と悪の戦争って誰と誰の戦争?
難しいですが、分かりやすく調査できたらと思います。
ハルマゲドンは世界滅亡?最終決戦の地【メギドの丘】ってどこ?

世界滅亡と言われても『ピン』と来ないと思います。
私も『ピン』と来ません(;’∀’)
ではそういった書物で、どのようにして【世界滅亡】が訪れるように書かれているのか?メギドの丘とはなんなのか?を調査してみようと思います。
最終決戦の地メギドの丘ってどこ?実在するの?
メギドの丘って実在するのかまた、どこかにあるのかについて調査します。
- 【ユーフラテス川の近くにハルマゲドンという地名があった】説
- 【エルサレムにある山の名前】説
- 【ハイファ近くのカルメル山】説
調べてみるといくつか候補となる土地があるようです。
〇〇説やこう言われてますみたいな物が多くあって、伝説の地って感じがしませんか?

メギドはイスラエル北部のエズレルの谷にあります。
人口は、2021年にはたったの859人となっています。
しかし、聖書の記載は少し違う事が書いてありました。
聖書に記載されているハルマゲドンには【メギドの山】という意味もありますが、メギドは古代イスラエル領地にあった町のこと。
ハルマゲドンという言葉は、メギド周辺を指してしるわけではありません。
隣接するエズレルの谷合いの平原全体にも、神の敵全ては収まりきらない。
ハルマゲドンとは、国々が結集して神の統治に最後の抵抗をする世界情勢のことである。
メギドの近くにはテル メギドという遺跡があります。
テル メギドは古代都市メギドの遺跡でハイファの南東30km近辺で、イスラエルの北部に位置します。

上の『ハイファの近く説』はメギドの遺跡のことだったんですね!
ハルマゲドンはどのように起きて世界滅亡するのか調査!
ハルマゲドンの戦いはいつ・どのように起きて、世界は滅亡するのかを調査してみます。
神がどのようにして敵を滅亡させるかについては、聖書には記載はないようです。
神はこれまでに、ひょう・地震・豪雨・火と硫黄・稲妻・疫病を使って統治してきているので、ハルマゲドンでもその力を駆使して戦うだろうとされています。
世界滅亡は起こるのかについては、地球が滅びることはありません。
ハルマゲドンの戦いによって人類は滅亡するのではなく、救われます。
神に仕える人たちが生き残る。
神に敵対する人間社会を『世』と呼ぶのですが、ハルマゲドンの戦いで、神に従わない人間社会が滅ぶという意味で『世の終わり』が来るとの表現をしている。
一説では、神が悪魔と戦い最終的に勝利を収める場所の事をハルマゲドンと呼ぶ説があるようです。
ハルマゲドンはいつ起きるのか?
ハルマゲドンはいつ起きるのかを調査してみます。
聖書によるとイエスは、ハルマゲドンの戦いでクライマックスを迎える【大患難】について話す際に述べた事。
その日と時刻については誰も知りません。
天使たちも子も知らず、父だけが知っている。
聖書によれば、ハルマゲドンはイエスの臨在の間に起きるとされている。
臨在は目には見えないが、1914年に始まっているようです。
りん‐ざい【臨在】 〘名〙 キリスト教で、見えない神がそこに存在すること。 また、人の行為を通して、神がはたらきかけたこと。
”コトバンクより引用”
アルマゲドンとハルマゲドンの違いや意味は?まとめ

アルマゲドンとハルマゲドンの違いや意味を伝えることはできたでしょうか?
【映画のアルマゲドン】と【聖書のハルマゲドン】。
似ているようで、全く違うことであったと私は感じました。
世界滅亡という部分においては一致していましたが、ハルマゲドンではイエスの臨在の期間。
臨在の期間というのも、目に見えない神がそこに存在している期間と言い換えられます。
しかし、それでは具体的に日時や期間を示すことはできませんよね。
映画アルマゲドンでは18日後には、隕石が落下して世界滅亡するとされています。
ハルマゲドンでは曖昧な言い方をしている所を、具体的に分かりやすく映画として作られたものがアルマゲドン?
アルマゲドン制作にはそういう意図もあったのではないかと感じました。