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渡邊渚フォトエッセイの内容ネタバレ?雨の日に何があったのか

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元フジテレビアナウンサーの渡邊渚のフォトエッセイ『透明を満たす』が2025/1/29発売となり、早くも話題となりましたね!

中でも話題を集めているのが、雨の日に何があったのか?という点です。

  • 渡邊渚はどのような思いでこれらの言葉を綴ったのか?
  • フォトエッセイには雨の日の事をどこまで記載されているのか?
  • PTSDを患いながらも彼女の赤裸々な日常を公開する理由は?

こちらの記事では、これらの疑問を解消しながら『透明を満たす』をひも解いていきます。

雨の日についても考察していますが、詳細なネタバレは避けるようにしていますので、気になる方はご自身でフォトエッセイを手に取って頂ければと思います。

渡邊渚の心の叫びと彼女の経験から得るものがあるはずです!

話題の人だから気になるよね~

    渡邊渚フォトエッセイのネタバレ内容は?

    こちらでは渡邊渚フォトエッセイ『透明を満たす』の内容を調査してみます!

    ネタバレになりすぎないようにしていますので、これ以上に気になる方は実際に手に取ってみてくださいね!

    フォトエッセイ『透明を満たす』

    著者:渡邊渚

    発売日:2025年1月29日

    定価:1,980円

    サイズ:A5

    ページ数:208ページ

    出版:講談社

    概要:フリーランスとして新たな活動をスタートさせた渡邊渚のフォトエッセイが刊行決定。本書のために書き下ろされた長編エッセイと、新境地を感じさせる充実のフォトパートで構成。

    渡邊渚からのコメント:このフォトエッセイは、渡邊渚を知っている人はもちろん、生きづらさを感じている人や病と闘っている人、それを支える周囲の人、同世代の将来に悩む女性など、様々な人たちに届いて欲しいと思って制作しています。
    この本のために書き下ろしたエッセイと、新しい自分を表現した写真たち。27歳の今を全て出し切るつもりで執筆中です。
    みなさんの心に私の言葉たちが届くように思いと願いを込めているので、手に取っていただけたら嬉しいです。

    フォトエッセイ『透明を満たす』の内容は?

    仕事なんて頑張らなければよかった。

    仕事のために何かを犠牲にすることをしなければよかった。

    あらゆるくやしさが浮かんできて、この世界でこれ以上生きていて幸せな未来はあるのか、笑って過ごせる日々が来るのかわからなくなった。

    毎日泣いて、毎日フラッシュバックして、眠ることもできず、どんな時もトラウマが頭を離れない。

    これが一生続いていくのかと想像すると、あの時殺されていればよかった、死んだ方が楽だと思えて、生きたいという気持ちが浮かばなくなった。

    ”フォトエッセイ『透明を満たす』より引用”

    こちらの内容に共感する人も多いのではないでしょうか?

    成人して社会に出て仕事をすることが当たり前の今日、一時的にでも仕事に対してアクセルを踏んだ結果、他のことがおざなりになってしまうことはあります。

    しかし他のことを犠牲にして努力した結果、PTSDを引き起こしてしまうような出来事に見舞われた。

    心身ともに疲弊してしまい、もはや生きている意味すら分からない。

    現代だからこそ、そんな境遇に共感する方は多いのです。

    仕事なんて頑張らなければよかった・・・

    毎日フラッシュバックして眠ることもできず、どんな時もトラウマが頭を離れない。

    生きる希望を失い、死を意識していまうほどに追い詰められていたことが痛いほどよく分かります。

    衝動とはとても不思議で、いつもなら冷静に判断できることも、誰にどう思われようと私の人生だからと、突如自分本位になって、無心に動きはじめる。

    普段の私なら周りに迷惑をかけてはいけないと思うが、そんなことどうでも良くなった。

    その日も消灯後にフラッシュバックして身体が金縛りのように動かなくなった。

    その時、トラウマを思い出した時によく聞こえていた『ギャー』という幻聴が、自分の叫び声だということにはじめて気がついた。

    それが、あの日本当は叫びたかった声、心の中で叫んでいた『助けて』という言葉だったことを理解して、自分の心はとっくに壊れて死んでいたと自覚した。

    ”フォトエッセイ『透明を満たす』より引用”

    これまでは周囲に気を配り理性的に行動できていたのに、トラウマがフラッシュバックしてしまう。

    それによって、もはや何もかもがどうでもいいって思えてしまった部分。

    トラウマを思い出した時に聞こえてくる叫び声。

    あの日に本当は叫びたかった声だったのかもしれない。

    これは私の考えなのですが、あの日以降もトラウマを思い出す度に自分の心が悲鳴を上げ続けていたんだと思います。

    あの日を境に心が壊れてしまっていたんですね。

    悲しい!悲しすぎるよ~

    フォトエッセイの内容を見た評価は?

    フォトエッセイ『透明を満たす』の読者の評価は、大半は☆5評価が多く見られます。

    一部の批判的な評価もあります。

    発売日の朝の時点での評価は、5段階評価の内50%が☆1の評価となっていました。

    ☆1評価の中には、誹謗中傷を含む内容も多くあり、【荒らし】行為と取れる内容も。

    しかし時間と共に実際に読んでみた方からの評価が増えることで、評価は逆転して、最高評価の☆5の割合が日に日に増えています。

    現在は80%以上の方の評価が☆5となっています。

    同じPTSDを患ってしまわれた方や、同じような辛い経験をされた方からは『涙が止まらない』『勇気をもらえた』『応援してます』といった評価が多く見られます。

    実際に読んだ人が増えてきたんだね!

    渡邊渚は雨の日に何されたの?

    渡邊渚フォトエッセイの内容ネタバレ?雨の日に何があったのか

    2023年6月のある雨の日、私の心は殺された。

    仕事の延長線上で起きた出来事だった。

    それが原因で、私は”PTSD(心的外傷後ストレス障害)”になった。

    PTSDとは生命を脅かされるような出来事(トラウマ体験)がきっかけで起きる精神疾患だ。

    PTSDになった要因のトラウマ体験は、私にとって一生消えない傷となった。

    あの瞬間、恐怖で身体が動かなくなって、『助けて』が届かない絶望感と大好きな人たちの顔が頭に浮かんだ。

    どんどん自分の身体と心が乖離していって、幽体離脱のような感じだった。

    真っ暗で冷たい井戸に落とされたかのように、どれだけもがいても救われることはなくて、意識はあるのに死んでいく

    何が起こっているのか、よくわからなかった。

    ”フォトエッセイ『透明を満たす』より引用”

    雨の日の出来事についてこのように書かれています。

    フォトエッセイ『透明を満たす』には、具体的にどこの誰に何をされたかの表現はありませんでした。

    しかし、渡邊渚の人生はこの【雨の日】を境に一気に転落し絶望へと向かってしまっています。

    『助けて』が届かない絶望感と大好きな人たちの顔が頭に浮かんだことから、どれほど追い詰められた状況であったかが伝わります。

    渡邊渚の苦しみや悲しみ・絶望感に共感し、心が痛み、これ以上辛い思いをしてほしくないと願うばかりです。

    フォトエッセイを発売した理由は?

    https://twitter.com/oricon/status/1884439574124118478

    渡邊渚はフォトエッセイ『透明を満たす』を発売することで、PTSDに苦しむ方や辛い体験をされた方にエールを送ることが目的なんだと思います。

    生い立ちからトラウマとなった出来事、PTSDとの向き合いどう立ち向かってきたのか?

    これまで尋常ではない心の痛みを感じてからの出版。

    自分自身の辛い経験を赤裸々に綴ったことで、『PTSDの人は写真集なんか出せない』などの誹謗中傷に合うと分かっていた。

    自分自身の身をさらに削って、叩かれて、それでも辛い経験をされた方へのエールを送る目的の為に出版までこぎつけることができたんだと思います。

    最後にフォトエッセイのタイトル『透明を満たす』の解釈は読者によって変わるかもしれません。

    絶望的な経験から、幽体離脱のような体験をされた渡邊渚。

    心は壊れてしまい、周囲への気遣いも失ってしまったことで、心がカラッポ(透明)になった。

    これからはそれ以上に素晴らしい経験をたくさん積んでいくことで、透明になった心を満たす。

    生きづらさを感じる現代の人に、1人でも多く伝わることを願います。

    ネットでのデマや噂ではなく、あなた自身でどう感じるのか。